Future SIGHTについて

1998年5月、株式会社荘銀総合研究所(現:株式会社フィデア情報総研)の機関誌「Future SIGHT」は創刊しました。

誌名の「Future SIGHT」は、荘銀総合研究所の英文名「The SHOGIN FUTURE-SIGHT Institute LTD」に由来しています。

「SIGHT」には、光景、名所、視力、狙い、見ること、意見、考え、照準などの意味があります。過去、現在を踏まえながら、どうすれば美しく、豊かで、幸せに満ちた光景を未来(Future)の東北に描くことができるか。この「未来」に照準を合わせ、諸々の現象の本質や価値を正確に見極め、必要な考え方や手だてを大胆に示していく機関誌にしようという狙いが込められています。これは同時に、荘銀総合研究所の願いでもありました。

Future SIGHT では、これまで「観光」「ものづくり」「地方創生」など時宜にかなったテーマを取り上げ、地域の課題に焦点を当てつつ、提言を行ってきました。また、地域の企業・団体の先進的な取り組みや東北の地ならではの地域資源に着目したコンテンツなども取り上げています。当社の創業時からの経営理念として土台にある「個性豊かな地域社会の実現」に向けて、これから東北が目指すべき未来像を描き皆さまにお届けするべく、24年間発行を続けてまいりました。

そして、Future SIGHT は、このたび新たにWebジャーナルとして再出発することとなりました。

引き続き東北の未来に向けた提言を行っていくと共に、地域や企業が抱える課題の解決につながる情報の発信を目指します。山形県、秋田県が中心だった発信対象を拡大し、より多くの方に向けてタイムリーに情報をお届けできるよう、一層のコンテンツ充実を図ってまいります。

目まぐるしく変化していく時代において、次々湧き上がる課題をどのように乗り越えていけばいいのか。
地域コミュニティが継続的に発展していくためには、どのような行動が求められるのか。

避けて通ることのできないこれらの問題と向き合ったときに、皆さまにとって解決策を考える一助となれば幸いです。

各地域がそれぞれの個性を彩り豊かに発揮し、東北全体が成長を重ねて発展していく。
Future SIGHT は、そんな「未来」につながる情報の発信に今後とも努めてまいります。